SSWという言葉は、現在はだいぶ知れ渡ってきましたが、いざ活用するとなると躊躇するのではないかと思います。
そのようなときは、鈴木庸裕先生・佐々木千里先生・高良麻子先生が書かれた、「子どもが笑顔になるスクールソーシャルワーク」という本がオススメです。この本の「はじめに」には、佐々木先生が次のように書かれています。
「子どもの元気な姿や、明るい笑顔の周囲には、必ず子どもにかかわる人々の笑顔があります。(略)だからこそ、子どもの笑顔のために、まず、先生に元気で笑顔でいてほしいのです。子どもの笑顔と家庭、とりわけ保護者の笑顔は連動しています。笑顔はどんどん伝播していく力をもっています。子どもを真ん中に、周囲が笑顔でつながっていく。このワークブックは、そんな理想的な状況を現実にするための実用本です。」
もくじを紹介します。
序章 「なぜ学校でソーシャルワークが注目されるのか」
第1章「教育とスクールソーシャルワークが出会うとき」
第2章「アセスメントの使い方 —ソーシャルワークの活用方法1—」
第3章「ケース会議(校内チーム会議)のすすめ方—ソーシャルワークの活用方法2—」
第4章「保護者との面談 —ソーシャルワークの活用方法3—」
第5章「関係機関との恊働 —ソーシャルワークの活用方法4—」
第6章「スクールソーシャルワークの視点と出会う16のヒント」
その他に、資料として、初回用アセスメントシート(小学校用・中学校用・高等学校用・幼稚園用・)、継続アセスメントシート、保護者とつくるアセスメントシート、経過記録用紙 が掲載されています。
「子どもが笑顔になるスクールソーシャルワーク」(かもがわ出版)
編者 鈴木庸裕・佐々木千里・高良麻子 定価1800円+税
2月の研究会は2月10日(土)16時から18時まで、アオシマコーヒーで行います。お待ちしております。
https://www.facebook.com/miyazakikodomosien/
2015年7月29日水曜日
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