子どもやその家族の支援を行うときに、学校だけで対応できないときに、関係機関や地域との連携を図ります。連携を行うときの要になるのが、ケース会議だと思います。しかし、ケース会議についての、いろいろな悩みを聞くことがあります。それは、「情報の共通理解」で終わってしまって、「具体的な支援」について決まらなかった、ということです。
ケース会議では、具体的にどのような支援を、誰(機関)が、いつまでに行うのか、はっきりさせます。全機関の進捗状況を把握し、新たな情報を共有することも有効です。当日配付のレジュメ等にそれらを記入する欄を設けると効率的・効果的な会議になります。
前回紹介した、「子どもが笑顔になるスクールソーシャルワーク」(かもがわ出版)の第5章には、「関係機関との恊働」について書かれています。「恊働」とは、「異なる組織、あるいは異なる専門職などが目的を共有して、その目的達成のために協力し合って機能すること」です。また、第3章には、「ケース会議(校内チーム会議)のすすめ方」についてもあります。
そこで、次回は、第3章を紹介したいと思います。
2月の研究会は2月10日(土)16時から18時まで、アオシマコーヒーで行います。お待ちしております。
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2015年8月5日水曜日
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