今回は、鈴木庸裕先生・佐々木千里先生・高良麻子先生が書かれた、「子どもが笑顔になるスクールソーシャルワーク」(かもがわ出版)の第3章から、ケース会議のすすめ方(校内チーム会議)」について紹介したいと思います。
まず、ケース会議について、「『気になる子ども』を指導・支援するにあたり、その子どもについて情報を持つ教職員が一堂に会して、アセスメント・プランニングを検討する」会議であると説明されています。また、効果については、ケース会議で検討する中で、「子どもが抱える困難」を、教職員が事実に基づいて理解し、子どもや周囲のもつ強みや長所を確認するプロセスを経ることにより、『困った子』から『困っている子』への温かいまなざしのある学校環境が形成され、早期に必要かつ効果的な支援が届きはじめ、より良い学校生活の実現を可能にします」とあります。
この本には、「ケース会議の流れとタイムテーブル」があり、実際のケース会議の持ち方が詳しく書かれています。(会議の進行役の台詞や、ケース会議に関する校内研修のすすめ方も掲載されており、校内でのコーディネーター役の方は、必見です。)
次回は、第5章「関係機関との恊働」について、紹介します。
2月の研究会は2月10日(土)16時から18時まで、アオシマコーヒーで行います。お待ちしております。
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2015年8月9日日曜日
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