2015年9月4日金曜日

子ども支援のための地域連携の方法②

今回は、子どもやその家族と民生委員さんや主任児童委員さんが「支援が必要なとき」以前に知り合う仕組みづくりについて、2つ紹介したいと思います。

一つ目は、発表会等の案内です。学校生活では、年間を通して様々な発表会や大会などが行われます。その案内や招待状を民生委員さんや主任児童委員さんに直接手渡す会を行うことで、子どもたちとのつながりを作ることができます。この会を行うときの留意点として、支援の必要な子どもが特定されないように、すべての子どもが民生委員さんや主任児童委員さんに渡すようにします。すべての子どもが渡すことで、すべての子どもがつながりを作ることができます。

二つ目は、民生委員さんや主任児童委員さんに授業そのものに参加してもらい、そこで子どもとのつながりを作るというものです。例えば、地域のバリアフリー調査を行う際に、民生委員さんや主任児童委員さんに子どもと同行してもらったり、地域の清掃活動を子どもと一緒にしてもらったりします。


次に、発表会の案内や授業への参加を依頼及び実際に活動するときの留意点を述べたいと思います。
① 民生委員さんへの案内や出会依頼は、事前に各地区の民生委員児童委員協議会会長さんに相談をすることでスムーズに行うことができます。また、民生委員児童委員協議会では定例会が行われますので、会長さんに相談をして、定例会で直接お願いをさせてもらうのもいいと思います。
② 民生委員さんには、それぞれ担当地区があります。子どもたちと民生委員さんのグループ編成を行うときには、担当地区を考慮して行います。調査活動や清掃場所への移動の中で、子どもたちは民生委員さんの家を覚え、子ども自身が民生委員さんに支援を依頼することができるようになると思います。

民生委員さんや主任児童委員さんと子どもがつながることで、その保護者や家族ともつながることができます。
また、子どもたちの学習活動への効果もあります。子どもたちは、発表等を民生委員さんに見てもらったり、調査活動を直接地域に出て行うので、学習への意欲も高まると思います。



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