2014年11月12日水曜日

アタッチメントについて NO.1

今回から、私の専門外のことも書いてみたいと思います。子どもや家庭の支援を行うときに必要な知識や考え方であると思われるからです。
しかし、私(本ブログの管理者)は専門家ではありませんので、間違ったことを書いている可能性もあります。内容等に関しては、当方、責任は持てませんので、ご了承ください。間違い等がある場合はご指摘ください。

「発達障がい」という言葉は、今や、多くの人に理解され、使われています。
新しい概念(言葉としては古くから使われているものもあります。)や言葉が使われ始めることには、ここでは省略しますが、メリット・デメリットの双方があります。
このような言葉は、子どもの抱える困り感を理解するときに、役立つと思います。(本当に理解できているのかは、分かりません。しかし、少なくとも言葉を手掛かりに子どもの困り感を想像したり、分かろうすることはできると思います。)

「アタッチメント」という言葉も古くからある言葉ですが、教育現場や研究会等で聞くことはほとんどありません。そこで、今回から「アタッチメント」について考えていきたいと思います。
 今日は、定義のみを書いて終わりたいと思います。
アタッチメントとは、「危機的な状況に際して、あるいは潜在的な危機に備えて、特定の対象との近接を求め、またこれを維持しようとする個体の傾性」であると書かれています。






2014年11月11日火曜日

ケース会議について

これまで、子どもの支援に関する関係機関について述べてきました。
関係機関には、それぞれの権限や機能があります。

ケース会議は、それぞれの権限や機能を生かした運営を行うことが大切です。
そのためには、様々な角度からの情報を集め、整理する必要があります。

ケース会議では、情報の共通理解で終わらせるのではなく、具体的にどのような支援を、誰(機関)が、いつまでに行うのか、はっきりさせます。全機関の進捗状況を把握し、新たな情報を共有することも有効です。当日配付のレジュメ等にそれらを記入する欄を設けると効率的・効果的な会議になります。

2014年11月10日月曜日

市町村の「子ども」に関する機関

市町村には、子育てや児童虐待等に関する相談の窓口として、「子ども課」や「子育て支援課」などの名称の部署が設けられています。以前は、児童相談所が児童虐待の通告先でしたが、現在は市町村も窓口も加わっています。

学校が、子どもに関する支援等で市町村に相談する場合も、まずは、「子ども課」や「子育て支援課」などの名称の部署が担当となることが多いようです。


2014年11月9日日曜日

要保護児童対策地域協議会とは

 厚生労働省のHPでは、「地方公共団体は、要保護児童の適切な保護を図るため、関係機関等により構成され、要保護児童及びその保護者(以下「要保護児童等」という。)に関する情報の交換や支援内容の協議を行う要保護児童対策地域協議会(地域協議会)を置くことができる。」と書かれています。
 さらに「地域協議会を設置した地方公共団体の長は、地域協議会を構成する関係機関等のうちから、地域協議会の運営の中核となり、要保護児童等に対する支援の実施状況の把握や関係機関等との連絡調整を行う要保護児童対策調整機関を指定する。」とあります。
 宮崎県内には、地域協議会を中学校区単位で作り、運営をしている地方公共団体もあります。

2014年11月8日土曜日

民生委員・児童委員とは

 宮崎市社会福祉協議会HPでは、次のように説明されています。
「民生委員は民生委員法により、その設置が定められ、厚生労働大臣からの委嘱を受けて活動しています。また、児童福祉法によって児童委員も兼ねており、民生委員・児童委員と呼ばれています。民生委員・児童委員の中には、児童福祉問題を専門に担当する『主任児童委員』もいます。任期は3年間です。
 民生委員・児童委員は、住民の皆さんの身近なところで、住民の立場に立って相談を受けるほか、地域住民と関係行政機関とを結ぶパイプ役として、地域住民の福祉の向上に努めています。また、民生委員・児童委員は、それぞれの担当区域で、地域の関係機関・団体やボランティアの方たちと協働して、地域福祉のネットワークづくりに努めています。」
 また、同HPには守秘義務について「民生委員・児童委員は、その職務の遂行により知り得た個人の秘密は、固く守らなければならないことが民生委員法に定められています。相談の内容や秘密が他に漏れることはありません。」とあります。

 教員と民生委員・児童委員などの関係機関との間で情報交換を行いますが、連携と秘密の保持については、集団(的)守秘義務という考え方があります。

2014年11月7日金曜日

児童相談所とは

「福祉分野などの関係機関」の一つとして、「児童相談所」があります。

 宮崎県HPには、「児童相談所では、児童(満18歳に満たない者)に関するいろいろな相談に応じている。また、必要な調査、判定を行い、児童福祉施設への入所や児童またはその保護者への相談援助活動などを行っています。」と掲載されています。
 県内には、宮崎市に中央児童相談所、都城市に都城児童相談所、延岡市に延岡児童相談所があります。
 
 

2014年11月5日水曜日

第9回(11月)学習会の案内

11月の学習会の会場が決定しましたので、改めて案内します。

日時 11月15日(土)9:30 〜 11:30
会場 コーヒーHAMASAKI  住所 宮崎市柳丸町153-1 パティオ柳丸C1-7

今回の会場は、オーナーのご厚意で、「コーヒーHAMASAKI」にて
開催させていただきます。

自家焙煎のおいしいコーヒーを飲みながら、お話ししませんか。

場所等の、お店についての詳しい情報は、「コーヒーHAMASAKI」
で検索してください。

 4月の研究会のご案内です。 日時:4月13日(土)16時から18時 場所:アオシマコーヒー 住所:宮崎市青島2丁目6-5 青島BAR 2F 電話:080-5602-2788 皆さん、お気軽にお越しください。